2022年前半~中盤における不動産賃貸市場の動向

新型コロナウイルス感染の第7波もようやく落ち着きを見せており、全数把握の見直しや、訪日外国人観光客に対する水際対策の緩和など景気回復に弾みがつこうとしています。

2022年ものこりわずかとなってきていますが、ここまでの賃貸市場を取り巻く話題をまとめました。

不動産価格指数は上昇傾向

国土交通省から8月31日に公表された5月分の「不動産価格指数」を見てみると、全国の住宅総合に関しては、前月比0.3%の上昇となっています。

令和4年度第1四半期における商業用不動産指数では

  • 店舗系は前期比    1.9%減
  • オフィスは前期比    0.4%増
  • アパ・マンは前期比  2.4%増

となっています。

店舗系は若干の減少となっていますが、オフィス、アパ・マン系は堅調な動きです。

また国土交通省から公表されている4月1日~7月31日の全国主要都市地価動向を調査した「地価LOOKレポート」によると主要都市の地価は商業地で上昇しています。

経済活動が正常化することに対する期待を込めた投資需要を受け、特に商業地が上昇傾向にあるといえるでしょう。

マンション市場は堅調、住宅価格は上昇を維持

マンション市場は上記の通り引き続き堅調な動きを続けています。

マンション市場の堅調さが住宅市場の上昇と、商業地への波及という好循環へと繋がっているようです。

マンションの平均募集家賃も東京や埼玉、千葉といった関東圏では全面積帯において、3ヶ月連続前年同月比を上回っています。

東京カンテイレポートによると福岡市内のマンション平均家賃も順調に推移しており、特にファミリー世帯の家賃上昇が目立ちます。

このような市況を把握、分析しながらオーナー様へ適切な提案を行うようハッピーハウスも、日々業務に取り組んでいます。

空室が多い、想定した家賃が取れていないとお悩みの賃貸住宅オーナー様は、是非一度ハッピーハウスへお問い合わせください。